宣言拡大、全国各地で人出消える 初の週末、都内商店街で「密」も
2020年04月18日 20時19分
コロナ特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されてから初の週末を迎えた18日午後、新たに加わった地域の観光スポットや歓楽街はめっきり人出が減った。一方、感染者が増え続ける東京都内では商店街に買い物客が繰り出す光景がみられ、密閉、密集、密接の「3密」を回避する難しさが浮かび上がった。
京都・祇園の花見小路通には、観光客や芸舞妓の姿がなく、人通りはまばら。京料理店やお茶屋の多くには、休業を知らせる張り紙が張られていた。
長崎市の繁華街・思案橋でスナックの営業を続けている女性(37)は「いっそのこと行政がお金を出して『閉めろ』と言ってくれたら」。